肉牛ジャーナル2月号特集について


 政府は1月20日、輸入された米国産牛肉にBSEの病原体が蓄積しやすい特定危険部位の脊柱が混入していたため、昨年12月12日に再開した牛肉輸入を再び全面禁止する方針を決め、当日米国当局に伝えました。

 本誌はこの2月号で、『米国・カナダ産牛肉の輸入再開について』との特集を組み、輸入再開までの動き、米国・カナダにおける肉牛産業の実態、輸入再開に対する消費者の反応等を取りまとめてきました。しかしその編集作業は1月18日を以て校了となっており、急転した再度の輸入禁止という事態を織り込むことは適いませんでした。

 読者の皆様には本特集が平成18年1月18日現在の状況に基づいて編集されたものであることをご理解頂きますとともに、再度の輸入禁止後の状況については、今後改めて本誌にてお伝えいたします。

平成18年1月25日

(株)肉 牛 新 報 社
代表取締役 瀧川昌宏